カウンセリングをやってて気づいたんですが、NO と言えない人、けっこう多いですよね。
なぜNOと言えないのか、なぜ相手の都合ばかり優先するのか、こういう人は、基本的に優しいのだと思います。

でもそれは、よりよい人間関係に発展するでしょうか?
NOという事、それは相手の気持ちに答えられないという事ではなくて、相手に自分の気持ちを知ってもらう事につながる。
相手は、その時初めて、あなたの事をわかった、知れたと思ってうれしい気持ちになるんです。
表面的にYES. YES. YESだと本音のあなたの事がわからない。
それ以上の関係を築けない。
他人を思いやるためには、YESという事だとか、何か頼まれたときに必ずNOと言わなければならないという事ではなくて、「YESと言わないとダメ」がコンフォートゾーンになってしまっている。
そこに気づいてほしいのです。

相手を傷つけるような言葉は、よくありませんが、本音の自分を出すことによって相手も本音で話せる。
お互いの本音がわかるので絆が強まるのです。
ちょっとその事を意識してみてはどうでしょうか?
人間関係改善の一歩になるかもしれません。
